講師のご紹介
講師:森岡 奏山(幸雄)

現役の尺八奏者として演奏活動を行いながら、近年は、尺八愛好家を育てることを最も重要な課題と考えています。現在の門下生は20人いますが、尺八を始めた動機や目的・目標はそれぞれ。一人一人の要望に添い個性に対応して指導することが自分の責任であり、尺八好きを増やすことに繋がります。
尺八の領域は広く、古典本曲、都山流本曲、三曲合奏、現代邦楽、洋楽器とのコラボ、歌謡尺八、民謡や吟詠の伴奏等々さまざまな場面で使われています。その尺八の魅力を一人でも多くの人に伝えたい、体験して欲しい、そして広めてほしい。それは人生を豊かにすると信じています。
これまで先人から学び身に得たすべてを、門人たちに受け渡すために最善を尽くしたいと思っています。
経歴概要
日本尺八連盟オーディション4科目(本曲・古曲・新曲・現代曲)のすべてに合格する。呉市文化ホールや呉市民会館を会場とする主催コンサートは、平成6年以来7回を数える。都山流本曲、三曲合奏、現代邦楽、洋楽器とのコラボ、民謡や吟詠の伴奏、歌謡尺八等々、ジャンルを超えた幅広い演奏活動と後進の指導に取り組んでいる。呉市文化団体連合会役員 和楽器集団ぐるーぷ“樹”会員 中国新聞文化センター講師。日本尺八連盟竹帥大師範 尺八奏山会主宰。
履歴
| 1967年(昭42年) | 尺八の音色に心惹かれ、広島大学邦楽部サークルに入会し尺八を始める |
| 1971年(昭46年) | 在学中故石山天山師に師事し、都山流尺八楽会准師範検定試験に合格する |
| 1972年(昭47年) | 和楽器集団ぐるーぷ“樹”の結成に参加し、演奏活動を推進する |
| 1973年(昭48年) | 広島県小学校教員に採用され、教職生活を始める |
| 1977年(昭52年) | (公社)日本尺八連盟師範を免許される |
| 1983年(昭58年) | 同連盟大師範を免許される。都山流尺八本曲他を故和森健山師に師事する |
| 1986年(昭61年) | 呉三曲会及び呉市文化団体連合会に入会し、呉市春・秋の文化祭に積極的に参加する。(出演回数は現在まで計57回そのうち曲目責任者として47回) |
| 1994年(平6年) | (公社)日本尺八連盟より竹帥称号の允許を受ける |
| 1998年(平10年) | 同連盟オーディション4科目(本曲・古曲・新曲・現代曲)のすべてに合格する。 |
| 2008年(平20年) | 広島県小学校教員を退職し、教職生活を終える |
| 2009年(平21年) | 中国新聞文化センター(クレドビル教室・呉教室)の講師になる |
| 2021年(令3年) | 呉三曲会理事を経て、呉市文化団体連合会役員(会計)になる |
| 2022年(令4年) | (公社)日本尺八連盟より永年功績顕彰(50年)される 呉市表彰条例により表彰(呉市文化功労章)される |
〈所属団体〉
和楽器集団ぐるーぷ“樹” 呉三曲会 健琳会 日本尺八連盟広島県支部・呉幹部会
日本尺八連盟竹帥大師範 中国新聞文化センター講師 尺八奏山会主宰
主催コンサート
| 1994年(平6年) | 「春がまた来る~森岡奏山尺八コンサート~」を呉市民会館にて開催する |
| 1995年(平7年) | 「ふるさと紀行~森岡奏山尺八コンサートvol.2~」を同会館にて開催する |
| 1997年(平9年) | 「星が降る夜~森岡奏山尺八コンサートvol.2~」を同会館にて開催する |
| 1998年(平10年) | 「和楽器アンサンブルは楽しいよ~森岡奏山尺八コンサートvol.4~」を呉市文 化ホールにて開催する |
| 2003年(平15年) | 「百色くれよん~森岡奏山尺八コンサートvol.5(呉市制百周年記念)~」を同ホ ールにて開催する |
| 2010年(平22年) | 「受け継ぐ音とその心~森岡奏山尺八コンサートvol.6~」を同ホールにて開催 する |
| 2013年(平25年) | 立ち上げた「和の音~邦楽発表会~」は現在まで(9年間)22回を重ねる |
| 2016年(平28年) | 「つながる絆~one coin箏・尺八コンサートvol.4(くれ絆ホール開館記念)~」をくれ絆ホールにて開催する |
| 2019年(令和元年) | 「尺八の魅力を次の世代に!~受け継ぐ音とその心vol.9(呉文連70周年記念事 業)~」を呉信用金庫ホールにて開催する |
アクセス
| 住所 | 〒737-0936 広島県呉市焼山東3丁目11-5 |
| バス | 昭和循環線〔中央コース〕 [呉市(広電移管路線)] 第3団地公園前 徒歩2分 |
| 電話 | 090-4142-1010 |
| FAX | 0823-33-5996 |
